神々に見捨てられた地、ミッドガルド。かつて神話上の存在や獣と手を組み繁栄していた地は、知られざる力によって内側から腐敗していた。オーディンに選ばれたこの国の守護者は、もういない。彼らが不在となった今、守られるべき聖なるエルダーツリーは悪用や陰謀にさらされていた。唯一残された希望の光は、人類最後の偉大なる指導者の娘、エストラだった。
物語性が重視されているエストラのミッドガルドにおける旅は、北欧の伝説に満ち溢れ、神秘的な展開や重大な決断が用意されています。プレイヤーは数多くのキャラクターと会話をし、エストラが得た知識を共有していきます。それは彼女の家族の過去や、国に広がる漠然とした闇についてです。
インタラクティブなストーリー
エストラの旅は緊迫したものになります。困難な決断や彼女を惑わせる信用ならない数々のキャラクターが待ち構えているからです。プレイヤーは嘘と真実を見抜き、善悪を判断しながら、エストラを導いていく必要があります。戦闘を避けて仲間を救い、民を助けましょう。しかしそれにより導き出された結果は、エストラが背負わねばなりません。
パズル
冒険の道中、プレイヤーは徐々に難易度が上がるパズルを解かねばなりません。これらのパズルにより本質をつく秘密や幻想的な能力、隠された通路が明らかになります。試行錯誤を繰り返して解こうとすることも可能ですが、じっくり考えることも必要です。なぜならばパズルによっては、不正解が許されないこともあるからです。もし間違った決断を下すと、エストラが求める真実へと辿り着けない可能性もあります。
戦闘
暴力は必ずしも必要ではありません。戦いになった場合でも、『ATONE』の戦闘はまるで剣と斧の優美なダンスのようです。戦闘はリズムゲームのジャンルに属します。構造は『Guitar Hero』や『ダンスダンスレボリューション』と同様です。音楽は非常に重要な要素になり、各戦闘には独自の曲が流れます。
音楽
『ATONE』の音楽やサウンドは、シンセサイザー音楽とデジタル処理で歪ませた古楽器による音楽の融合です。